信州の名水・秘水 上高地 清水川
上高地清水川は、シラビソやコメヅカの原生林に覆われた六百山(上高地南東側、標高2,470m)に降り注いだ雨が地下水となり、湧き出した豊富な水が作り出した全長300mほどの川で、河童橋から50mほど上流の左岸側を流れています。
川の水は抜群の透明度を誇り、川を覗き込むとイチョウバイカモが揺れているなかをイワナが泳いでいる姿をよく見ることができます。
また、雨が降った後でも濁ることは無く、日照りのときでも枯れることが無いため、貴重な飲料水源として上高地の人々に潤いを与えています。
その良好な水質、優れた景観などから上高地清水川は松本市内で唯一「信州の名水・秘水」に選ばれています(県内で15ヶ所が選定)。